若い頃、好きな女優さんは?っていうと
ジョデイ・フォスター&ミア・ファーロー&ナスターシャ・キンスキーでした。
なんの、関連もない三人ですね。
でも、それぞれすごくすてきな女優さんです
なかでも、この人になりたい!くらい好きだったのは実はジョデイ・フォスター。
たぶん、同い年じゃないかしら?
私生活ではいろいろいわれてますが
女優さんとして私は好きです
背も低いし、すごい美人でもなく、スタイルも悪いのに
この人ほど”すぺしゃる”な人物をやらせてうまい人はいないんじゃないでしょうか?
この作品のなかでもやっぱりみんなにとって”特別なひと”を演じています。
自由奔放で、すきなことをやってるけど、人の気持ちをとことん汲める人
はた迷惑なこともしでかすけれど、ずうーっと見ていたい人
肩を抱いてほしい時にすっと横に来て、なにもいわずに肩を抱いてくれる人
男でも女でも、こんなかっこいい人、クラスにひとりくらいいませんでした?
そして、なぜかそんな人に限って不幸せになっていくんです。
それでも、ケィティになりたかったなあ。。。あの頃。
私にとって、一番”切ない映画”は?といわれれば、まちがいなくこれです。
自分の経験と重なってるところが多いっていうのもありますし
見た時期が多感な頃だったというのもあるし。
君がいた夏、っていうのは父を亡くした夏、なんですよね
(私は未だに父を亡くした夏のことは思い出せないけれど。。。)
時々、世の中で自分がひとりぼっちかもしれない、って思ってしまう時
だれかが、遠くで、自分のことをがんばれ!って思ってくれてるってわかったら
それって、ほんとうに勇気づけられることですよね
私も何人かいる大好きな人達のこと
遠くからでもいいから、何も実際にはできなくてもいいから
がんばれー!って言い続けたい
主人公は
ケィティの遺灰をどうして葬ろうかと悩んで試行錯誤するうちに
ケィティの気持ちにこころをよせて自分が一人じゃないってこと
遠くから気づかってくれてる人がいたことに気がつきます
そして
その人たちもやっぱり少しずつ傷付いていることにも気付いて。。。
静かに自分の人生を取り戻して行きます。
大好きなシーンは
桟橋に立って「I love you! Billy boy!」ってケィティが手を振るところ
永遠ってこんな感じかなあ?って思いました
あ~、やっぱりケィティになりたい!
最近ですが、
この映画の主役のビリーを演じていたマーク・ハーモンととても幸せな再会をしました。
今FOXで放送中の「NCIS〜ネイビー犯罪捜査班」
で鬼捜査官のギブスをしぶ〜く演じておられます。
この映画の頃は、ひげもじゃのなさけない優男で(でも、すご〜くセクシーでした)
あまりに優しい顔すぎて、私のストライクゾーンからははずれてたんですが。。。
今は、すっかりシルバーグレーの髪になり、優しい顔もお年のせいで渋さを増して、
↓とってもイイ感じです。