NAOME tei

うほほ〜
久々に手放しで「だーい好きっ！」って奴に出合いました(^0^)
なんかな〜、なんでこんなにこの映画が好きかは
きっと私はちゃんと言えんのだろうな〜
でも好きや〜なんかほんまにじんわり好きや〜〜〜
って一人でニマニマしております。
現在鑑賞後約３時間・・・しあわせ度１３０％・・・

あかんたれな男二人のじんわりウダウダ話ですが
二人の対比感がすごくいい！
（まあね〜ビジュアル的に満点の二人なんでね〜
軽トラに二人でもたれかかってるだけで
ゾゾけるほどかっこいいんだけどね。）
ぜんぜん違うタイプのダメさなんだけど
どっちも人生に疲れてる
どっちも愛にも疲れてる
片や、筋を通しすぎる便利屋
片や、へらへらしたホームレス
でも、その描き方が見事にちゃんと対立しつつ
双方がしゃんと立ってるとこがすごい

瑛太くんは少し見直した
背筋太い、男前で不器用な男にちゃんと見えたよ
そして
龍平ちゃんはほんとうに良い人柄満開で
でも狂気を秘めてまっすぐケレン味のない芝居をするところが
不器用さが身上だった父上にそっくりで・・・

そんな二人が
「フランダースの犬」を見てぼろぼろ泣き
小学生の子どもや娼婦や犬のために命がけで奔走し
（そうか、こいつらは弱い者たちのために走るのか・今気づいた・・・）
お互いの違いに気遣い・傷つけ合い・気遣い・傷つけ合い・・・
それがなんかじわじわと人生に見えてくる

多田が行天に
「なにもない振りをして、お前はなにもかも持ってる、
心配してくれる人も、子どもも、全部持ってるくせに
なのに、なんでそんなあきらめた顔で、何も持ってない振りをしてるんだ！」
となじるシーンが、二人ともの気持ちがわかりすぎて
胸が痛かった・・・

あと、
多田君が「なんじゃこりゃー！」って言って
行天ちゃんが「似てねぇ〜」って言うのは
原作にもあるお話で
それを龍平ちゃんがやってるところがなんとも感慨深く・・・

今様のいい男の有り様を
もうあっちからもこっちからも見せてくれた感じの映画でしたよ
どっちの男も良いっ！！！
てか
多田君か行天ちゃんかの間であたしは果てしなく揺れ続けるわぁ〜〜〜
ああ~~~！しあわせだ~~~！