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あぶないストリート?カストロ-----3
街の高台にある、グレース大聖堂。
私はクリスチャンではないんだけど、扉を開けて中に入った瞬間
「ああ、ここって祈りの場なんだ」という気持ちに打たれてしまった。
ステンドグラスや、パイプオルガンもとてもきれいで、そこここに
書かれた聖書の抜粋を読んでいると、いろんなことを考えた。
入ってすぐの床に円形のラビリンスがあり、じゅうたんのうえに
迷路が描き出されてあって、中央には祈りの場がある。
私も、靴を脱いで無言でその迷路を辿ってみたのだけれど、
辿るうちになにか瞑想しているような気持ちになった。
自分の心の迷いをあらわすのかしら???間違えたはずがないのに、
途中から、うう~!絶対間違えた!どうしよどうしよ~、と思って、
不安なまま最後に辿り着いた時は、ほっとした。
おもしろかった、辿り方もみんなそれぞれで、途中でやめちゃった人
や、反対からやってくる人、などなど、
中でも、のぐりん夫のけんちゃんは、なんか、なんの迷いもない足取りで
にこにこと迷路をめぐり、とっとと中央にたどりついている、聞いてみたら
「なーんも迷わへんかったよ」やって。
この人めちゃ偉い人か、とことん何も考えへん人か、どっちやろ?
のぐりんの旦那様なので、とりあえず尊敬しておくことにする。

| <Back Stage>::なおめ亭 in San Francisco | 02:28 PM | comments (0) | trackback (0) |









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