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ダークナイト
今月の映画の日はこれ!とずーっと決めていました。
1日によし!と、あゆみちゃんと見に行き、ちょっと消化不良をおこしたので
(あーもう!脳みそがおこちゃまになってる〜大人の映画がみれないわ!)
と、今日ふたたびブルク7へ。。。

で、で、で、あのね
軽々しく言うもんじゃないですが、、、傑作ですよ傑作!!!!!
劇場でお金はらってみなさい!と、江頭2:50が劇押ししておりましたが
ほんとうだよ!
見ないと損するぞ、これ。
本物の大人のヒーロー映画だぞ!
(なんか誤解を招きそうな表現だな)

ヒース・レジャーの怪演・快演はもちろんで
それなしにこの作品は成り立ちませんが
それ以上に、というかそれを支えるものとして
内容の骨太さと複雑さと大人さと
あと、手抜きなしのアクションが・・・
もう全部が一定基準の遥か上をいってます。
普通の映画が文庫本1冊だとすると
この作品はハードカバーの3冊組、みたいな。
そして、だからこそ
ヒース=ジョーカーのすごみが際立っています。

中身も濃いわ〜
2時間30分、ぎっしりぎっちり、と言う感じ。
長いと感じる間もなく、つか
終わるんかこれ?でも終わらないでほしい〜。
と思いながら見てました。

なんかね、このごろ色々考えることともリンクしていたりして
(普遍的な物語だからでしょうが)
言葉にするの、難しいけど、やってみる
え〜と
全体の幸せを考えること・・・
顔も知らない人を含めての街の大多数の人々の幸せを考えること・・・が
自分と、限られた周囲の人々を幸せにすることと相反したとき
どうするか?
自分が死んで人々が救える、と言うような簡単なヒーローの構図ではなく
手柄は誰かに譲っても、他人の幸せを守ろうと思う?
青臭いといわれてもいいから
私たちはそんなことを考えてみないといけないんじゃないかな?
と、強く思わされました。
ビジネスを盾にすれば、人の健康や命さえ奪うことが悪じゃなくなる今だから・・・

で、お気に入りのシーン
ヒース=ジョーカーが札束の山を滑り降りて火をつけるシーン
なんのCGもなく、さほどのアクションでもないのに
文句なく、鳥肌ものでした!
それからシーン、じゃないけど、バットマンがだんだんアンチヒーローになっていくときに
真実を知っている人が数少ないけれど居て
その人の選び方がセンスあるのですよ〜
希望がある、っていうか、ね。
アメリカではR12が付いたらしいですが
そこは監督は残念だったろうな、と思いました。
子供にこそ見せて考えてもらいたいメッセージもあったんじゃないかな?

見終わって、
「この後の作品がみたいんじゃないかぁ!あたしは!」と叫びました。
この作品を経た、ヒースが本当に見たかった。
ヒースはこの作品で伝説になったけれど、そんなの欲しくなかった・・・
今度は素顔で成長をゆっくり堪能させて欲しかった・・・
はぁ、まだ立ち直っておりませぬ。。。私。

続きに写真↓



ジョーカーの怖い顔の下には、こんなに美しいお顔が隠されていたのだよ〜love
| <Movies>::review | 10:37 AM | comments (x) | trackback (x) |
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