2008,09,10, Wednesday
今月の映画の日はこれ!とずーっと決めていました。
1日によし!と、あゆみちゃんと見に行き、ちょっと消化不良をおこしたので (あーもう!脳みそがおこちゃまになってる〜大人の映画がみれないわ!) と、今日ふたたびブルク7へ。。。 で、で、で、あのね 軽々しく言うもんじゃないですが、、、傑作ですよ傑作!!!!! 劇場でお金はらってみなさい!と、江頭2:50が劇押ししておりましたが ほんとうだよ! 見ないと損するぞ、これ。 本物の大人のヒーロー映画だぞ! (なんか誤解を招きそうな表現だな) ヒース・レジャーの怪演・快演はもちろんで それなしにこの作品は成り立ちませんが それ以上に、というかそれを支えるものとして 内容の骨太さと複雑さと大人さと あと、手抜きなしのアクションが・・・ もう全部が一定基準の遥か上をいってます。 普通の映画が文庫本1冊だとすると この作品はハードカバーの3冊組、みたいな。 そして、だからこそ ヒース=ジョーカーのすごみが際立っています。 中身も濃いわ〜 2時間30分、ぎっしりぎっちり、と言う感じ。 長いと感じる間もなく、つか 終わるんかこれ?でも終わらないでほしい〜。 と思いながら見てました。 なんかね、このごろ色々考えることともリンクしていたりして (普遍的な物語だからでしょうが) 言葉にするの、難しいけど、やってみる え〜と 全体の幸せを考えること・・・ 顔も知らない人を含めての街の大多数の人々の幸せを考えること・・・が 自分と、限られた周囲の人々を幸せにすることと相反したとき どうするか? 自分が死んで人々が救える、と言うような簡単なヒーローの構図ではなく 手柄は誰かに譲っても、他人の幸せを守ろうと思う? 青臭いといわれてもいいから 私たちはそんなことを考えてみないといけないんじゃないかな? と、強く思わされました。 ビジネスを盾にすれば、人の健康や命さえ奪うことが悪じゃなくなる今だから・・・ で、お気に入りのシーン ヒース=ジョーカーが札束の山を滑り降りて火をつけるシーン なんのCGもなく、さほどのアクションでもないのに 文句なく、鳥肌ものでした! それからシーン、じゃないけど、バットマンがだんだんアンチヒーローになっていくときに 真実を知っている人が数少ないけれど居て その人の選び方がセンスあるのですよ〜 希望がある、っていうか、ね。 アメリカではR12が付いたらしいですが そこは監督は残念だったろうな、と思いました。 子供にこそ見せて考えてもらいたいメッセージもあったんじゃないかな? 見終わって、 「この後の作品がみたいんじゃないかぁ!あたしは!」と叫びました。 この作品を経た、ヒースが本当に見たかった。 ヒースはこの作品で伝説になったけれど、そんなの欲しくなかった・・・ 今度は素顔で成長をゆっくり堪能させて欲しかった・・・ はぁ、まだ立ち直っておりませぬ。。。私。 続きに写真↓ ジョーカーの怖い顔の下には、こんなに美しいお顔が隠されていたのだよ〜
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10:37 AM |
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