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脳内ニューヨーク(SYNECDOCHE, NEW YORK)
久々にあゆみちゃんと映画の日
今回は私趣味が多分に入ったチョイスで「脳内ニューヨーク」です。

去年の映画祭で軒並み上映されて話題になってましたが
ううう~~~んんん…
面白いんだけど、楽しくもあるんだけど、
正直しつこい、と言うのが感想。
2時間の上映中、私は3回ほど意識を失いました(笑)

フィリップ・シーモア・ホフマンがそこそこ成功してるけど悲惨な人生をおくっている劇作家を演じてます
彼がマッカーサー・フェロー賞(天才賞?あまりよくわからなかった)を受賞して
その賞金を使って一生かけた作品を作っていく
NYのSOHOの真ん中にある汚い倉庫の中に、もう一つNYを作って
その中に自分の人生を詰め込んでいくんですが…
自分の人生だから、自分役の人がいて、それを見てる自分が居て
奥さん役の人がいて、女優である奥さんが奥さんの役を演じていて…
んんんんん〜〜〜〜〜とんでもなくややこしい汗汗汗

ちょっとパズルみたいでそういう面白さもなくはないし
彼が自分役の人とかわす会話なんかすごく示唆に富んでるし
倉庫の中につくられたNYの景色もすごくアートだし
娘が死んだ時に彼女の腕のタトゥーから色あせた花びらがひらりと落ちる映像なんか
虚と実のはざかいがすごく美しくて、ドキっとしたりするんですが
いかんせん、し・つ・こ・い
酔ったおっさんの思いつきをえんえん聞かされてるウンザリ感がなんともつらかった

「マルコヴィッチの穴」も「エターナルサンシャイン」も好きな映画なので
ちょっと残念だったなぁ…
チャーリー・カウフマンさん、思いっきりやりすぎちゃったのかな〜〜〜




| <Movies>::review | 09:57 PM | comments (0) | trackback (x) |
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