■CALENDAR■
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<前月 2024年11月 次月>>
■NEW ENTRIES■
■RECENT COMMENTS■
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■LINK■
■PROFILE■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■
4TEEN
Movieじゃなくドラマの方です、しかもオンエアされて1年以上経ってるし、その上WOWOWだからほとんどの人はみれないけどね〜。
でも心動いたので書いておきます。

原作が石田衣良さんです。
直木賞作品なのですね、知らなかった。
なので、心持ちが近しい感じは当然ですが、
私が今回特に肩入れしてしまったのは、うちの息子が今まさに14歳だからなのかも知れません
14歳の少年達4人の一夏の物語です。

そして
私が息子に感じてる違和感
なんかちゃう、なんかユルい、そんなイラつく感じ。。。
それと同じものをオープニングで感じてしまったのでした。

多分、自分が14歳当時ならフンっと鼻にもかけずに見なかっただろう作品です。
自分の14歳とは少し違う14歳、
私は女の子だったし、彼は男の子なわけで、
しかも私は相当にひねくれた女の子であり、彼はまっすぐがモットーの男の子であり、、、

でも、なにかな〜、この気持ちが動く感じって、、、
こいつら4人って
トゲトゲして、イライラして、なにに向かっても反発していた自分の若い頃とは違う
すっごい大人な14歳達、
なにか困ったことが起きたとき、
誰彼かまわず反抗して、当たり散らすんじゃなく
出会った人でも物事でも精一杯受け止めようとする14歳達、
物事をちゃんと解決しようとする14歳達、
なんやろ?こいつら?
今の私よりよっぽど大人だ
フンや!ふんっ!
とか思いながら、気がついたら
どんどん物語に引き込まれてしまいました。

原作のお話が短編集なのだそうで
ドラマの中にもいくつかのエピソードがでてくるのですが
事態に直面した時の彼らの問題の解決方法のそれぞれが間違いなく正しく、なんとも美しい。

早老症という病におかされているナオトに贈られるすごい(爆!)誕生日プレゼントしかり
父殺しの罪をきせられそうなダイに必死で気持ちをつたえようとする手紙しかり
私が一番好きなのは、ドラマの中でもラストシーンに据えられていましたが
拒食症で登校拒否の女の子の久しぶりの登校に、
4人がまるで4銃士のごとく周囲を守って登校するシーンでした。

不良でもなく、
イラついてもなく、
普通の、ごく普通のこいつらが
向かって来る出来事、
向かい風、
に、身体を張っていきやがるのが、
今の私にとってはなんとも切ない光景に写ってしまいました。

もしかしたら
今って、私の頃とは違って
14歳ってこうやってみんなサバイヴしているのだろうな。
ただただ反抗してれば自己表現になっていた昔と違って
大人にならなきゃ、やっていけない時代なのだろうな。
そして
ただぼんやりと世界平和を願っていた私と違って
切実に周囲の人たちの幸せを願っているのが
彼らのリアルなのだろうな。

今が昔と違って14歳が生きていくのに特に困難だとは思わないけど
ガンバレ息子!
と久々に息子と話をしてみたくなったのでした。

| <Movies>::review | 07:58 PM | comments (x) | trackback (x) |
ダークナイト
今月の映画の日はこれ!とずーっと決めていました。
1日によし!と、あゆみちゃんと見に行き、ちょっと消化不良をおこしたので
(あーもう!脳みそがおこちゃまになってる〜大人の映画がみれないわ!)
と、今日ふたたびブルク7へ。。。

で、で、で、あのね
軽々しく言うもんじゃないですが、、、傑作ですよ傑作!!!!!
劇場でお金はらってみなさい!と、江頭2:50が劇押ししておりましたが
ほんとうだよ!
見ないと損するぞ、これ。
本物の大人のヒーロー映画だぞ!
(なんか誤解を招きそうな表現だな)

ヒース・レジャーの怪演・快演はもちろんで
それなしにこの作品は成り立ちませんが
それ以上に、というかそれを支えるものとして
内容の骨太さと複雑さと大人さと
あと、手抜きなしのアクションが・・・
もう全部が一定基準の遥か上をいってます。
普通の映画が文庫本1冊だとすると
この作品はハードカバーの3冊組、みたいな。
そして、だからこそ
ヒース=ジョーカーのすごみが際立っています。

中身も濃いわ〜
2時間30分、ぎっしりぎっちり、と言う感じ。
長いと感じる間もなく、つか
終わるんかこれ?でも終わらないでほしい〜。
と思いながら見てました。

なんかね、このごろ色々考えることともリンクしていたりして
(普遍的な物語だからでしょうが)
言葉にするの、難しいけど、やってみる
え〜と
全体の幸せを考えること・・・
顔も知らない人を含めての街の大多数の人々の幸せを考えること・・・が
自分と、限られた周囲の人々を幸せにすることと相反したとき
どうするか?
自分が死んで人々が救える、と言うような簡単なヒーローの構図ではなく
手柄は誰かに譲っても、他人の幸せを守ろうと思う?
青臭いといわれてもいいから
私たちはそんなことを考えてみないといけないんじゃないかな?
と、強く思わされました。
ビジネスを盾にすれば、人の健康や命さえ奪うことが悪じゃなくなる今だから・・・

で、お気に入りのシーン
ヒース=ジョーカーが札束の山を滑り降りて火をつけるシーン
なんのCGもなく、さほどのアクションでもないのに
文句なく、鳥肌ものでした!
それからシーン、じゃないけど、バットマンがだんだんアンチヒーローになっていくときに
真実を知っている人が数少ないけれど居て
その人の選び方がセンスあるのですよ〜
希望がある、っていうか、ね。
アメリカではR12が付いたらしいですが
そこは監督は残念だったろうな、と思いました。
子供にこそ見せて考えてもらいたいメッセージもあったんじゃないかな?

見終わって、
「この後の作品がみたいんじゃないかぁ!あたしは!」と叫びました。
この作品を経た、ヒースが本当に見たかった。
ヒースはこの作品で伝説になったけれど、そんなの欲しくなかった・・・
今度は素顔で成長をゆっくり堪能させて欲しかった・・・
はぁ、まだ立ち直っておりませぬ。。。私。

続きに写真↓



続き▽
| <Movies>::review | 10:37 AM | comments (x) | trackback (x) |
ルックアウト・見張り(The Look Out)
ずっと待ってたDVDをやっと手に入れたので、昨日観ました。
久々にDVD2度観した。
いい映画でした。

もちろん、お目当てはジョセフ・ゴードン・レヴィットくん
だったんだけど、
そして、彼じゃなければ、ここまで引き込まれないんだろうけど、
良い作品でしたよ〜。

ストーリーは
4年前に自分が引き起こした事故で友人を死なせてしまった上に
自らも高次機能障害をかかえて、暗い後悔と懺悔の気持ちとともに
毎日を生きているクリス(ジョセフ)
頭に大けがを負った為に
記憶は不確かで、文章も拙くしか綴れないけれど
昼は自立支援センターで講義を受け、夜は地方銀行で掃除人をして
なんとか人生を立て直そうと日々を送っている
そんな彼が、ある日立ち寄ったバーで
ゲイリーと名乗る男に出会う、
「お前、クリス・プラットだよな?あの事故のこと聞いてるよ、大変だったんだってな」
うつうつとした日々の葛藤を話しだすクリス
「グラスを持っても、うまく飲めない。トマトのことをレモンと言ったりしてしまうんだ・・」
そして、数日後同じバーでラブリーと名乗る女に出会うクリス
「アイスホッケーのあなたの大ファンだった、私追っかけしてたのよ」
なくしてしまった、友人と恋人
それが再び人生に戻って来たのかもしれない、
なかなか前に進めなかった人生に再び生き甲斐を感じ始めるクリス
でも、それはゲイリー達の銀行襲撃計画へクリスを引き込む為の罠だった。。。

って、ストーリーを聞いても
DVDのパッケージの感じや、公式サイトのデザインなんかも
いかにもなクライムアクション!!!って感じになってますが
断言します!
アクションものとか、サスペンススリラーとか思って観たら失望します。はい。

ストーリーはよくできてるし、役者もいいし
でも、ジョセフのおかげで(つかジョセフのせいで)
すごく繊細な心理描写ものになってるのがいい
後半は撃ち合いもあるし、かなりハラハラもしますが
基本はクリスが人生とどう向き合っていくかのブレイクスルーストーリーになってます。
ラストシーンもそう思えば納得がいくし、よい終わり方だと思う。
自分を認めて、前に進む、前に進む、前に進む、
うんうん・・・

んで、肝心のジョセフくんがいいのだ〜。
だれかがヒース・レジャーに似てるね、と言っていたけど
確かにちょっと似てる
でも、ヒースをより繊細にして、屈折させた感じ、かな。
ヒースの持ってた、健康そうなイメージは薄いです。
何度も言いますが、彼、いいです!

| <Movies>::review | 11:17 AM | comments (x) | trackback (x) |
映画の日「うた魂」
1日です。
シネリーブルまでチャリ爆して「うた魂」観て来た。

実は合唱・・・苦手なのだ。。。
小.中学校時代に、音楽の先生から言われて
合唱コンクールなるものに出たりした経験はありますが
どうも気持ちが悪い。
なにが?といわれたら困るんだけど
〜みんなで一緒に〜
〜きれいな声で〜
〜心を一つに〜
みたいなのが・・・ちょいさぶいぼ・・・

なので、少々の不安をいだきつつ館内へ
でも、楽しかったわっ!
主役の夏帆ちゃんが気色いタイプじゃなくて良かった。
彼女、かなりなヒラメ顔でほとんどのショットで口をぼーっと開けてるんだけど
なにかストンと抜けたかわいさがあって、
表情を作っていないので
すごく救われた。
余談ですが、
あゆみちゃんとも言ってたんだけど、角度によって100%きよこに見えます、笑!

あと、男声合唱部が尾崎のナンバーを合唱するのが
年のせいかな〜どうもツボで
「十五の夜」や「僕が僕であるために」
なんぞを男性の声で力一杯歌われると、どうも涙腺緩みがちでした。
そういえば部長役でゴリさんが出てた、高校生(!?)の役でした、かなりな無理を感じた。

GWのよいお天気の日にジャストセレクトでしたよ、ありがとね、あゆみちゃん!




| <Movies> | 03:56 PM | comments (0) | trackback (0) |
ターミネーター
いまさら〜〜〜、なんやけど。
好きなんですよ、マジで、この映画。
特にラストシーン!
私的大好きなラストシーンNO1は20年前からいまだにこの映画で、
20年間まだこれを超えるものに出会っていません。
良質なSF小説の読後感に似てませんか?
たとえば「夏の扉」とか・・・
なつかしくて、さみしくて、そして、始まりの予感がして・・・

封切りに誰と映画館に行ったかはすっかり忘れましたが
とにかくシュワルツネッガーのターミネーターが楽しくて、
大ファンになってしまいました。
死んだぁ!と思うたびに生き返るのが心底うれしくって、
若かったので、あたりかまわずぎゃはぎゃは!!!騒ぎまくったことを覚えています。
今考えると、なんてはた迷惑な若者だったんだろう。。。

そして、さんざん騒いだ後のあのラストシーン、、、
リンダ・ハミルトンのあの横顔が、やっぱりわたしにも永遠に見えたものでした。
ここへくるために、今までのドタバタはすべてあったんだぁ、って。

今でも、テレビなんかで放送されると
よーく知ってる映画なのに
あのラスト見たさについつい最後までチャンネルを変えられないんですよね。

| <Movies>::review | 09:39 PM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑